それでは、EM家庭菜園のながれをご紹介します。
わかりやすいように、ナスとスナップエンドウを交互に栽培した場合を想定してみます。

5月にナスを植え付けして、10月に栽培が終わります。
そして、スナップエンドウを12月に植え付けして、翌年の5月に栽培が終わります。
それぞれの栽培が終わるタイミングに合わせて、EM生ゴミ発酵肥料を完成させ、栽培が終わった土と混ぜてリサイクルします。
リサイクルした土は次の作付けまでに熟成され、栄養満点の土になります。
EM生ゴミ発酵肥料を作るためには、EMボカシⅠ型が必要です。
また、そのEMボカシⅠ型を作るためには、EM活性液が必要です。
野菜づくりをしながら、それぞれ必要になるタイミングに合わせて、これらのEM資材を並行して作ります。
それぞれ仕込んでから完成するまで時間がかかりますので、ある程度予定を立てながら作っていけるとスムーズにいきます。
しかしながら、ルールはありませんので、そこまで考えなくても、とりあえず「なくなったら作る」で大丈夫です。
一通りの流れを経験していくと、だんだん自分なりのやり方ができてくると思います。
EM資材の作る手順
- EM活性液を作る。(完成まで1~2週間)
- EM活性液と米ヌカで、EMボカシⅠ型を作る。(完成まで45日)
- EMボカシⅠ型と生ゴミで、EM生ゴミ発酵肥料を作る。(必要量の完成まで2~3か月)
- EMボカシⅠ型と油かすと魚粉で、EMボカシⅡ型を作る。(完成まで2~3週間)
EM家庭菜園では、野菜づくりをしながら、この4種類のEM資材を適宜作り、土のリサイクルをして、また次の野菜づくりをしていきます。
以上、EM家庭菜園のながれをご紹介しました。
次回から、それぞれのEM資材の作り方をご紹介します。