EM家庭菜園で使うもの

EM家庭菜園では、家庭で出る生ゴミを使って生ゴミ発酵肥料を作り、

土をリサイクルしながら、元気な無農薬野菜を作ります。

このページでは、EM家庭菜園で使う資材や道具をご紹介します。

一度に全部集めるとけっこうかかるので、それぞれ必要なタイミングで入手してもらえば良いかと思います。

当サイトでご紹介する商品アイテムは、すべて他の商品と比較して「自分がネットで買うとしたらコレ!」というものをご紹介しています。

EM活性液を作るために必要なもの

ペットボトル

柔らかくつぶしやすいものよりも、硬くてしっかりしている炭酸飲料などのペットボトルが使いやすいです。

使用目的に合わせたペットボトルを準備しましょう。

EMボカシⅠ型を作って(1.5L必要)、その後水やりなどにも使う場合・・・2Lペットボトル

ふだんの水やりなどに使う場合・・・500mlペットボトル

EM1

EMの種菌の原液です。

このままでも使えますが、基本的には活性液で増やして使います。

糖蜜

サトウキビから砂糖を作る過程で出る副産物です。

糖以外にもアミノ酸やミネラルがバランスよく含まれていて、EM菌のエサとして最適とされています。


EM1と糖蜜がそれぞれ100mlずつ入った「EM入門セット」も販売されています。

お試しで始めてみる場合に良いかもしれません。

この入門セットで2L分のEM活性液を作ることができます。


計量カップ

EM1や糖蜜を測るときに使います。

ジョウゴ

ペットボトルに入れるときにあると便利です。

EMボカシI型を作るために必要なもの

米ヌカ

米ヌカは、玄米を精米したときに出る果皮や胚芽などの粉状の副産物です。

米ヌカには、玄米の9割以上の栄養が含まれていて、漬物・米油・飼料など、さまざまなところで利用されています。

ホームセンターなどで入手できます。

農業が行われている地域では、コイン精米機が各地域に設置されていて、無料で米ヌカを持ち帰れる場所も多くあります。(JAなど)

その他、自家製米している「まいどおおきに食堂」さんでも無料配布している店舗もあります。(そんなに大量にはもらえないけど)

EMセラミックス

EMセラミックスとは、EMを混ぜて熟成させた粘土を、800~1200℃で焼成したものです。

このEMセラミックスパウダーは、EMボカシの補助資材として生ゴミ処理にも利用されており、乳酸菌や酵母の増殖を助けることで、生ゴミがよく発酵します。

EMの効果をより強化・安定化させる目的で利用されています。

保存容器

EM菌は空気に触れない状態(嫌気状態)でよく増殖するので、しっかりフタができる容器を用意してください。

当サイトでは12Lと、5L(5.5L)の容器を使用しています。

5Lの容器は100均で、300円とかで売っていたりします。

シート・タフブネ

材料を広げて混ぜるために、ブルーシートや園芸用のシートを使います。

また、保管するスペースがあれば、タフブネがあるといろいろ便利です。

私はいつも小さいタフブネを使っています。


EMボカシⅡ型を作るために必要なもの

油かす

油かすとは、種や大豆から油を取ったあとの残りかすのことです。農業では有機肥料として利用されてきました。

油かすはチッ素を多く含み、ゆっくりと効く特徴があります。(緩効性肥料)

油かすには「発酵済」と「未発酵」があり、未発酵のものは土の中で発酵がすすみ、強い臭いがします。気になる人は「発酵済」のものを使ってください。

魚粉

魚粉とは、魚を乾燥させて粉末にしたものです。「うおこ」「魚かす」と呼ばれることもあります。 窒素とリン酸を含んでいて、早く効く速効性肥料です。

土のリサイクルで必要なもの

腐葉土

ホームセンターなどで売っている一般的な腐葉土を使います。

けっこう使うので、ちょっと重たいですが、私はいつも40L買ってきます。

袋栽培で必要なもの

培養土

袋栽培を一番最初に始める時は、土を買ってきます。

ホームセンターなどで売っている一般的な野菜用の培養土でOKです。

基本的な目安は、1つの袋に20Lの土を入れて、野菜を1株育てます。(一般的な夏野菜の場合)

育てたい野菜の数に応じて、土を準備してください。

 

土のう袋

当サイトではプランター栽培よりもさらにお手軽な袋栽培をメインにご紹介しています。

見栄え良く栽培したい場合は、麻袋やコーヒー袋などを使う人もいますが、耐久性やコストを考えると土のう袋が一番使いやすいです。

土のう袋にも黒色のものや、UV加工が施されているものなど、さまざまな種類がありますが、黒色のものは真夏に中が熱くなり過ぎる恐れがあるのでオススメしません。

私はUV加工がしてあって、25Lの目安線がついている土のう袋を使っています。

支柱

野菜によって、支柱が必要になります。だいたい1mくらいのものと、 2mくらいのものをそれぞれ数本ずつ用意しておきます。

サポート部材がついていて、いろんな形に固定できる便利な支柱も販売されています。


ヒモ・ロープ

支柱の固定に、結束用のヒモやロープが必要です。

農業用のタフバンドという丈夫なヒモが便利です。何度も縛ったりほどいたりできて、屋外でも長持ちします。


ネット

キュウリやゴーヤなどは、2mの支柱を立ててネットを張ります。ネットにもいろいろありますが、1番安いキュウリネットで十分です。

栽培が終わった後も、使い捨てで残渣と一緒にそのまま捨てれば良いので楽チンです。

スコップ

園芸用のスコップ。移植ゴテとも言います。100均ので十分です。

プランター栽培をする場合

プランター

プランターを置くスペースが十分に取れる場合は、袋栽培よりもプランター栽培の方が見栄えが良く、支柱も立てやすいです。

また、一つのプランターに複数の野菜を植え付けする場合は、水やりの量や根の特性など、一緒に植えない方が良い組み合わせもあるので、組み合わせを考える必要があります。

オススメのプランターをご紹介します。

底に貯水することができるので、水やりの回数を減らすことができます。

底石も必要なく、支柱が立てやすい部材が付いていて便利です。

コンポストを使う場合

コンポスト

EM家庭菜園アオゾラでは、基本的には袋のまま、リサイクルした土を保管しますが、コンポストを置けるスペースがある場合は、たくさんの土が保管できますので、あると便利です。

コンポストにも様々なタイプのものがあり、設置場所に合わせて選んでください。

我が家で使っているコンポストを例にすると、コンポストを置くスペースとしてまず約50㎠が必要です。

コンポスト

コンポストの下側の水はけと通気性をよくするために、育苗トレーを使っています。

土が一杯になっても重さで潰れないように、しっかりしたトレーを2つ重ねています。

この育苗トレーはホームセンターによっては無料でもらえるので、近くのホームセンターに聞いてみてください。

入手できない場合は、100均のスノコなどを代用します。

うちで使っているのは、一番安いPE布製のコンポストですが、3年目で少しずつ破れてきました。

次はこれを買おうと思っています。




以上、EM家庭菜園で使うものをご紹介しました。

次回は、EM家庭菜園のスケジュールについてご紹介します。

タイトルとURLをコピーしました