【袋栽培】は、プランターのかわりに土のう袋などの袋を使って野菜を栽培する方法です。
プランターよりも省スペースで、コストもかかりませんし、後片付けもラクチンです。
さらに、100均アイテムを組み合わせることで防虫対策や防寒対策をしながら一年中、野菜作りを楽しむことができます。
袋栽培の便利アイテムをご紹介します。

袋栽培の便利アイテム
リング支柱
鉢型のプランターと同じようにリング支柱を使うことができます。
株が倒れるのを防ぐのはもちろん、防虫ネットや透明マルチをかぶせる時にも使います。
100均の75cmというサイズが土のう袋にちょうど良い大きさです。

ランドリーネット
洗濯で使うランドリーネットを防虫ネットとして
使うことができます。
100均で売られている一番大きなランドリーネットの底の面を切り抜いて、リング支柱の上からかぶせます。
チャックをしめた時に、チャックがある方を上にします。
ネットの裾はヒモでしばって固定します。
害虫がつく前に取付できれば、完全防虫が実現できます。
チャックをあけて水やりが手入れをすることができます。

不織布
ランドリーネットで防虫対策した上から不織布をかけると、真夏の日除けや防寒対策をすることができます。
また、土の表面を覆うことで、種まき後の水やりで種が流れてしまうのを防いだり、土の乾燥を防ぎます。
防寒対策として霜除けにもなります。

黒マルチ
袋栽培の袋の側面を黒マルチで覆うことで、土の温度を上げて防寒対策をすることができます。
洗濯バサミで仮止めして、ヒモでしばるとやりやすいです。
不織布と同じように、土の表面を覆うとさらに防寒の効果が上がります。

透明ゴミ袋
45Lの透明のゴミ袋を上からかぶせると、トンネル栽培をすることができます。
真冬の12月・1月に野菜を育てるにはかかせない対策になります。
水やりや手入れをする穴をあけることで通気性を確保し、中が暑くなりすぎるのを防ぎます。
防虫ネットをしている場合はチャックにそって切り込みます。

袋栽培には新しいアイデアがいっぱい!
袋栽培は省スペースなのに、プランターよりも土が多く入りますので、プランターではなかなか栽培が難しいダイコンやゴボウ、サトイモなど、より多くの野菜栽培に挑戦することができます。
さまざまなアイテムとアイデアを組み合わせて自由な家庭菜園をめいっぱい楽しみましょう!
以上、袋栽培の便利アイテムについてご紹介しました。
次回は、畑と自宅の野菜作りのちがいをご紹介します。