オクラの育て方・栽培方法

オクラカレンダー
種まき 3月後半
植え付け 5月入ったら 株間25~40cm
水やり ふつう
支柱・ネット なし
仕立て 2本立て
追肥 花が咲きはじめたら1週間ごと
収穫 早採り、下葉かき
病害虫 虫を捕殺



ネバネバが一番の特徴であるオクラは、夏バテ解消、疲労回復に大活躍する野菜です。

ハイビスカスのような大きくキレイな花や、まるで木のように太く育つ茎など、育ててみるとビックリする楽しい野菜です。

オクラを種まきから育てる場合

オクラは種まきから30~40日くらいで植え付けできるサイズに育ちますので、

3月後半に種まきをします。

発芽や生育がうまくいかない場合は加温が必要です。

オクラの苗の選び方

オクラは実の断面が5角形の角サヤの品種と、丸サヤの品種があります。

丸サヤの方が実がやわらかく、育ちすぎても固くならないのでオススメです。

オクラは植え替えに弱いので、双葉や本葉が2~3枚程度のあまり育っていない苗を選びます。

また、一般的にオクラの苗は1つのポットに3~4株植えられています。

つい株を分けてしまいたくなりますが、それをやると根が傷ついてしまうので、そのまま植え付けをして、最終的に間引いて成育の良い2株を残します。

間引くときは抜かずにハサミで切ります。

オクラを育てる環境

共通
  • 日当たりが良く、風通しの良い場所。
  • 室外機の風が当たる場所は避けます。

 

オクラの植え付け時期

夏野菜

ゴールデンウィーク前後(寒冷地は1ヶ月遅めに)

 

オクラの植え付けのやり方

1袋に20Lの土を入れて、1つのポット苗を植えます。

共通
  • 植え穴をかるく掘ります。
  • 植え穴にかるく水をかけて湿らせます。
  • 苗をポットからはずして植え穴に置きます。
  • 上から抑えて安定させます。
  • 土をえぐらないように水をかけてよく湿らせます。

 

オクラをプランターで育てる場合

オクラの根はタテに深く伸びます

他の野菜と同じプランターに植える場合は、邪魔をし合わない野菜を選ぶ必要があります。

株間は25~40cmくらいあけて植えます。

オクラの水やり

ふつう

一日一回、朝に水やりしましょう。

 

オクラの仕立て方

オクラの基本的な育て方は、苗を間引いて1本立てにします。

そうすることで、実が大きくなり、多く収穫できるとされていますが、成長が早く、収穫に遅れるとすぐ育ち過ぎてしまいます。

そこで、私はいつも2本立てにしています。

2本立てにすると、1本立てよりも成長が遅く、慌てなくてもちょうど良いペースで収穫できます。

また、1株あたりの収穫量は少なくなりますが、2株あるので、全体としては1本立てよりも多く収穫できるように感じています。

オクラの追肥

  • オクラも肥料食いと言われています。
  • 花が咲きはじめたら、1週間ごとに追肥をします。
  • 水やりする前に、EMボカシⅡ型を株のまわりに、どこにまいたのかわからないくらい薄くまきます。
  • EM活性液を500倍に薄めて水やりします。

オクラの収穫

共通

大きくなると、食味も悪くなり、株も疲れさせてしまうので、食べられる大きさになったら、どんどん早めに収穫します。

基本的には朝方のみずみずしい時に収穫します。

野菜は朝から夕方にかけて光合成をして栄養を作り、夕方から夜の間にその栄養を実に蓄えるので、朝の果実が一番栄養が多く味が濃いとされています。

また、気温が高くなってから収穫したものは傷みも早くなります。

 

オクラの下葉かき

オクラは実を収穫したら、実がついていた節から下に生えている葉をすべて摘み取ります。

これを下葉かき(したばかき)といいます。

下葉かきをすることで、栄養をすべて上の方に送ることができ、収穫量が増えます。

また、日当たりと風通しを良くすることで、病害虫の予防にもなります。

株の元気がない時などは、すべて摘み取らずに3〜5枚くらい残します。

オクラの育て方・栽培方法


オクラの病害虫対策

【アブラムシ】葉、茎の汁を吸います。

できるだけ毎日、葉の表裏を観察しましょう。

見つけしだいガムテープで捕殺します。

放っておくとどんどん増えて、薬剤を使うことになります。




以上、オクラの育て方・栽培方法をご紹介しました。

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